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2013/01/30

釣った魚に・・・

「2番手が育たない」
「『やりたい!』と言ってスタッフに
 立候補してもすぐに辞めてしまう」

といった悩みを持つTOPの方の話を良く聞きます。

立候補したスタッフは
このTOPの方の事業にかける熱意や、
仕事する姿に憧れて、この人と一緒に
仕事したいと最初思って、立候補します。

ですが・・・

今までは外部の人でもあり、
ひょっとしたらお客様でもあった人が
スタッフになると
当然、TOPの関わり方も変わってきます。
接し方も変わって当然と言えば当然です。

でも、

スタッフになった方には
豹変してしまった(ように感じている)
憧れの人についていけなくなってしまって、

こんなはずじゃなかった・・・

と、辞めていくケースを良く見かけます。

最初に、立場や役割が変わったことを
お互いに納得して関係を築き直すことが重要です。

そして、TOPの方も、
身内になったからといって、
クッション言葉などの相手に配慮する言葉を
省いたメールや、声がけはしないことが大切です。

もし、
「そんなまどろっこしいことやってられないよ!」

というのであれば、
最初にその部分もお互いに話し合っておくことが
大事だと思います。

仕事を大きくするには
周囲の方、特に自分の身近にいる方のサポートは
とても大切です。

「わかってくれているだろう」と甘えないで、
きちんと配慮を表現することを心がけたいですね。

「釣った魚に・・・」はたくさんの配慮の言葉を
投げかけて下さい。

(これは家族でもそうですよ!)


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2013/01/23

聴くこと (2)

相手の話を否定しないで、まずは受け止めましょう。

というのが聴くことの基本です。

コーチングやカウンセリングを勉強された方は、相手の話をすぐに否定することはしなくなりますが・・・

表現上は否定していなくても、話す内容で相手の話を否定してしまうことがあります。

例えば、

ある人(Aさん)が今年のお正月から毎日運動することを継続できているという話をしたとします。

Aさんは今まで続けられなかったからできることが嬉しくて友人(Bさん)に話をしています。

聴いているBさんはAさんの話を表現上は、肯定的に受けとめつつ、自分の話をします。

Bさんは自分もお正月から始めたことを話しますが、あまりうまくいっていません。
だから、「また、1月だからこれでもできるだけで、2月になればやる気は無くなるだろうなぁ」とか「これから、もっと寒くなったら難しいだろうなぁ」と自分が続けられそうに無い話をしています。
継続することが難しいという内容の話をしているわけです。

これを聞いているAさんはだんだん自分も「今だけできているのかも・・・」この先、続けられないかもしれないと感じ始めます。

この話が終わった後、AさんはBさんに話すんじゃなかったなぁと思ってしまいました。

表面上は相手の話を受けとめる表現をしていても、その後の内容で相手のことを否定してしまっているケースです。

自分の話をする時に、相手の内容を否定しないで伝える方法はたくさんあります。
ほんのちょっとした心づかいでそれをすることは可能です。

自分が発する言葉は相手に何らかの影響を与えます。
良い影響も悪い影響も・・・相手を応援することも刃となって傷つけることもできます。

ほんのちょっと・・・

相手がどうとらえるかな

と思うだけで周りの人との関係は変わっていくんじゃないかと思います。


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2013/01/16

リベルの研修の一例です

下記の写真はどんな研修をやったんだと思いますか?

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答えは「コミュニケーションスキルアップセミナー」です。

「えっ!、打楽器を使って、コミュニケーションスキルアップセミナー?」

言葉が発達していなかった頃は打楽器は立派な伝達方法でした。
その頃に戻って、「相手に伝えるとはどういうことか?」を体験してもらいコミュニケーションスキルに磨きをかけてもらうセミナーです。

とても楽しいセミナーですので、ご興味がある方は是非、「リベル」までお問い合わせ下さいませ。
(↑ちょっと宣伝)


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○○さんに似ている!

「○○さんに似ているね」

こんなこと言われたことありませんか?
その時、どんな気持ちになりますか?

この「○○さん」が自分の好きな人、憧れているひとだったりすると嬉しいですよね。
でも、そうじゃない場合、ちょっと・・・と思いませんか?

自分が肯定的な意味で、例えば、きれいだと言われている女優さんに似ていると相手に言っても、相手が、その女優さんのことを嫌いだった場合は、相手は不快な思いをする可能性があります。

「○○さんに似ている」

軽く使われている言葉ですが、なかなか使い方が難しい表現じゃないかなと思っています。

ちなみに私は、どうやら平均的な日本人顔らしく、^^;

「私の友達の○○さんに似ている」
「前にバイトしていた○○さんに似ている」
「高校時代の友達にそっくり」
・・・

新しい環境に行くたびに言われます。
最初は複雑でしたが、学生時代からずっと言われて続けているので、最近はすっかり慣れました ^^;

相手の方も身近な誰かに私が似ているので、親近感を最初から持ってくれる強みもありますから、これはこれだなぁと思っています。

「お母さんみたい」と言われるのは・・・まだちょっと複雑ですね。
あったかくて、包容力があるという意味でおっしゃって下さっているのでしょうが、素直に何だか喜べない・・・ところがあります。

女性という土俵から降りちゃっている感じがするからでしょうか?
実際に子どもを持っていないからでしょうか?

年齢的にはもう十分そう言われたら喜ぶ年齢なんでしょうが・・・

みなさんはいかがですか?


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2013/01/09

聴くこと (1)

「聴く」ことって、本当に難しいなぁと日々の会話の中で感じます。

一言、「大変だったね」「それはめんどくさいね」というような共感の言葉が聞きたくて、話(たいがい愚痴ですが…)をしても、8割、9割の確率で、アドバイスか、「私はこうだった」という経験談が返ってきます。

アドバイスやその方の経験談を聞きながら「そうなんだけどもね、いやぁ、それはわかっているんだけど…」と心の中でつぶやく私。

今、欲しいのは、それじゃないんだよなぁ。

コーチング、カウンセリングを職業にしている人でも、この聴き方している人は結構いるように感じています。

専門家だと思って期待値をあげてしまう私もいけないんだけど・・・
その場合はがっくり度が大きい。

私自身が周りの人にそれを気がつかないで、こういうことをやっているかもしれない。
気をつけないとなぁ、と改めて思います。

また、職業としてあげている以上、普段の聴き方から相手の本当に伝えたいことを受けとめられる聴き方をしなければと・・・思いました。

聴くことは本当に難しい。

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