マナー
マナーの大家と和食のランチを食べた人の話を聞きました。
ビジネスパートナーでもあるマナーのスペシャリストに
和食の立派なお店にご招待されたそうです。
その人は、仕事の話もしなければならない
ランチタイムで、
「お椀の持ち方はこれで良かったかしら?」
「茶わん蒸しの作法にのっとった食べ方は
どうだったかしら?」
和食の食べ方のマナーについても
気を配らなければならなくなり・・・
結果、とてもおいしい高級なお店だったにも関わらず、
「味なんて、全然覚えていない」
というランチタイムになったそうです。
この話を聞いて、考えてしまいました。
マナーっていったい何だろう?
「相手への思いやりを表現したもの」
ということを考えたら、
正しい和食のマナーを守る事がこの場合、
邪魔してないだろうか?
と感じてしまいました。
今回の件は、立場上、
そうしなければならなかったのかもしれません。
ですが、
マナーはあくまでも手段であり、
マナーを守ることを目的とすると
何だか、違うんじゃないかなぁと
思っていました。
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