厳しさ?
最近の学校は、講師の教え方について、
学生から評価されるというシステムがあります。
講師の通知表です。
その中で、
「先生、もっと厳しくしてもいいですよ」と
書かれることがあります。
私の授業は、ある意味厳しくみえないかもしれません。
学生のギャグやボケにのってしまいますし、
「はい、そこ、おしゃべりしない!」なんて、
小学生みたいな注意もめったにしません。
ただ、守らなければならないところについては、
徹底的に厳しいです。
例えば、授業最初と最後の挨拶(お辞儀)や、
課題などのチェックはかなり厳しいと思います。
厳しい雰囲気が必要な研修や授業もありますが、
基本的に、学ぶ場は楽しい方がより知識や情報を
吸収しやすいと私は考えています。
私が担当しているのは、18歳を超える学生さんばかりです。
この場で、どんなことをしなければいけないのか、
または、してはいけないことは何なのか?
が判断できる年齢です。
その上で、注意をしなければならない場作りや、
思わず眠ってしまう授業を提供してしまったのは
講師の責任だと考えています。
厳しく注意をするのはある意味、簡単ですが、
注意をしないでも、
「今、大切なことを学んでいるから、しっかり聴こう」と
思ってもらえる研修、授業の提供ができるようにしたいと
思っています。
これは、なかなか難しく、
いつも頭を悩ませていることでもありますが、
でも、反面、工夫のしがいがあるので、楽しいところでもあります。
これからも、より楽しくしっかり学べる研修、授業を
提供していけるよう、
私自身ももっと努力したいと思います。
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