聴くこと
「聞き上手は話し上手」
相手の話を良く聴きましょう。
話の腰を折ってはいけません。
と、コミュニケーションの本・セミナーなどでは、
必ず言われることです。
でも、これが本当に難しい。
何か説明をしている時に、
相手に理解してもらいやすくするために、
「例え話」をすることがありますね。
その「例え話」の内容に反応して、
そこをどんどん聴いてくる人がいます。
例えば...
何かを話しているときに、
「例えば、将来の不安とか老後の不安とかがあったとして・・・」
と、言った場合、そこに食いついちゃう人がいるんですね。
「どんな風に不安に思っているの?」とか、
「老後の不安だったら、こうすればいいんじゃない・・・」とか、
いやいや・・・ ^^;
今、全然不安に思っていないから。
"将来の不安があったとして"という
例え話をしているだけなんだから。
あくまでも、例えだから、
それ以外の部分が一番聴いて欲しいところなんだけど・・・ ^^;
と、思って話すことがあります。
例え話に食いつくタイプの人は、
人に対して「何とかしてあげたい」と
思っている人が多い感じもするので、
その気持ちが全面に出すぎちゃうのかなとも感じます。
(私の周りにいる人での感想なので、サンプル数が少ないですが、)
私は、どちらかというと、
相手の言うことを最後まで聴いちゃってから、
その上で、
この人は何を伝えたいのかをある程度見極めるまで、
食いつかないタイプです。
相手が言いたいことを
全部言えるというメリットもありますが、
冷静に話を聴いてしまっているから
「何とかしてあげたい!」という
この人と関わりたいという情熱は
届かないかもしれないなとも思います。
相手の話を良く聴きましょう。
気持ち(情熱)を届けつつ、
相手の話をきちんと最後まで聴く。
本当に難しい・・・
これからも、相手の話・その人が伝えたいことを
しっかり受け取れるように人と関わっていきたいと思いました。
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