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2009/06/27

昔の人の知恵

宗教によってちがうのですが、
ある宗派では、人が亡くなると、
その家に一週間ごとにお経をあげにお坊さんが
いらっしゃいます。

これって、とてもいいシステムだなぁと
そう思いました。

7日ごとにお坊さんがお経をあげにくる
→ 身近な親族はそのたびに家に行く
→ 一週間ごとに人が集まるので、そのときだけは寂しくない

お通夜・お葬式などでは
普段あまり顔をあわせない親戚や知人、友人などが
たくさんきて、一時にぎやかになりますが、
それも式が終われば、すっーとひいていってしまいます。

家族にとってみれば、
人が一人いなくなって、
そして、にぎやかだった時間も過ぎ、
寂しさが一層募ってしまいます。

そんな中での、1週間ごとの法要。

残された家族のためのものなんだなぁと
そう思いました。

昔からそう続いてきたこと。
それは、理にかなっていることが多いなぁとそう思いました。

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