「日常生活からの気づき」第102号
【べき論(2)】
前回、「~べき」と思ったときに、
自分に対して、「本当にそうなのか?」
と疑問を投げかけるようにしていると書きました。
自分の行動の進み方が早くなった気がすると書いたのですが、
もう1ついいこと。
人間関係のストレスも減るんですね。
だいたい、
人に対する不満は、
「何で、あの人はあんな言い方をするの」
「私だったら、こんなことを絶対しない」など、
自分とのちがいから起こることが多いですよね。
コミュニケーションをとるとき、
「相手の立場に立って、
相手を傷つけないようなコミュニケーションをとろう」
としている人が多いはずです。
それでも、人間関係がうまくいかないのは、
自分のコミュニケーションのパターンを
相手にあてはめて、
「~べきだ」と思い込んでることから始まります。
「良いコミュニケーションをとろう」という気持ちは同じでも、
その表現方法も、
『どの程度が良いコミュニケーションなのか』というレベルも、
人それぞれ。
相手と自分とのちがいを感じたときは、
「何で・・・」と思った後に、
「『良いコミュニケーションをとるには、○○すべきだ』と思っていないか?」
と、少し考えるようにしています。
意外に多くのことが、
「~べき」では無いことに気づきます。
「~べき」と思うことはいろんな場面で顔を出します。
その時に、一度、自分に疑問を投げかけて下さい。
いろんな気づきがそこにはありますよ。
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