「日常生活からの気づき」第94号
【責めない】
先日、
「脳が冴える15の習慣」という本を読みました。
(著者:築山節 NHK出版)
その中で、
「脳は、本来怠け者で、時間の制約が無いと集中できない」
というようなことが書いてありました。
つまり、
「何時までにこれだけの仕事をしなければならない」とか、
「時間内に何個かの問題を解かなければならない」 と、
制約を設けることで
集中力や効率を上げることができるそうなんです。
時間に余裕があれば、
「集中できるし、それに伴って仕事量も増す」
というわけではないそうです。
その本では、試験を例にあげていました。
試験は、その時間内で問題を解かなければならないので、
相当量の問題が解ける。
もし、時間の制約が無ければ、同じ速さで問題が解けるかというと、
そうはいかないと書いてありました。
この部分を読んでいて、気持がすっきりしていく感じがしました。
私は、
いつもギリギリにならないと集中できないのですが、
それで、自分のことを責めていたところがあったんですね。
「なんで、集中できないんだろう。あんなに時間があったのに」
でも、この本を読んで、
「脳の仕組みがそうなら仕方ないのか」と
納得し、自分を責めることから解放されたんです。
とても心が軽くなりました。
そして、この脳の仕組みを活用して、
いかに効率よく仕事や勉強をするかを考えよう、
やってみようという前向きな気持になってきました。
自分を責めても何も変わりません。
それより、
「その事実を受けとめて、どう活用するか?」
ということを
考え、行動した方が、変化は起こりやすくなります。
自分を責めない・・・大事なことだと思いました。
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