「日常生活からの気づき」第67号
「melma067.mp3」をダウンロード
*音声版と本文はほぼ同内容です。
【行動へのプロセス】
成功哲学の本や、夢を達成する方法などが書かれた本を
読んでいると、だいたい、
1.「こうなっていたい!」という姿をありありと描く
2.そのための中~長期的な行動計画を立てる
3.2で立てた計画をさらに具体的にし、今できる行動計画を立てる
4.1で描いたビジョンをいつも思い描きつつ、
3で立てた計画を行動に移す
というプロセスのものが多いと思います。
確かにこの方法は、脳生理学、心理学の面で、
根拠があるようで、納得できます。
納得できるので、私も講座の中で、
具体的な方法を紹介しています。
でも・・・
私自身はこの方法はあまりうまくいきません。
特に実行の部分。
計画通りに進んだためしが無い ^^;
無理な計画なのか、動機がしっかりしていないのか、
原因はいろいろあると思うんですが、
あまりよろしくないのです。
自分が納得していて、
しかも講座で紹介している方法ができない。
ですから、
「意志が弱いんじゃないか?」
「この方法ができないのだったら、ダメな人間じゃないか?」
などなど、自分を責めたり、罪悪感を感じたりしていました。
自分を責めたり、罪悪感を感じるとその現実から
逃げたくなるみたいですね。
少なくとも私は、そうでした。
ボーっと時間を浪費することが多くなっていました。
で、ある時。
「この方法でやらなきゃいけないって思っていないか?」
と気づきました。
それから、夢はしっかり描くのですが、
中~長期的な計画を立てるのをやめました。
計画を立ててしまうと
「計画通りにやらなければ・・・」と感じてしまい、
行動に結びつかなかったことに気づいたのです。
「○○しなければ・・・」
「○○すべきだ」
という考え方が、私の行動を抑制していることが
わかったのです。
それから、
夢に向かって、今できること、
やりたいことに集中する方法に変えました。
前より行動量もアイデアの量も増えています。
「計画を立て、計画通り進めていく」
確かにこの方法は成功への近道だと思います。
私のやり方は、行き当たりばったりになる可能性が高く、
近道ではないかもしれません。
でも、
方法にこだわって何もできなかった前に比べると、
今の方が確実に前進していることがわかります。
どんなにいい方法でも、行動できなかったら、
夢は実現できません。
夢を実現する方法はたくさんあります。
一般的にうまくいった方法が自分には合わないこともあります。
自分のやり方、行動を起こすためのエネルギーを
見きわめることも
夢を実現するためには大切だと思いました。
| 固定リンク
「声のメルマガ」カテゴリの記事
- 日常生活からの気づき 第112号(2008.03.28)
- 日常生活からの気づき 第110号(2008.03.21)
- 「日常生活からの気づき」第109号(2008.03.14)
- 日常生活からの気づき 休刊(2008.03.04)
- 「日常生活からの気づき」第107号(2007.12.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント