「日常生活からの気づき」第52号
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*音声版と本文はほぼ同内容です。
【部分と全体】
「脳を鍛える」クイズで、
あるもののクローズアップされた一部分だけを見て、
それが何かをあてる、というのをやっていました。
拡大してみていた部分から、だんだんカメラを引いていって、
全体が見えてくると、意外なものだったりします。
部分だけ見ていても全体はわからないなぁと
このクイズを見るたびにそう思います。
人間関係の面でもこれはいえないでしょうか?
私がコーチングを学んで、
人間関係の面で変わったなぁと感じたことの1つに、
嫌いな人がいなくなったということがあります。
「嫌いな人がいない」ということは、どういうことか?
前の私は、相手の嫌な面、苦手な面が1つあると、
その人全体が嫌い、苦手と判断してしまうようなことが多かったんですね。
0か100かという考え方で人を見ているところがありました。
でも、今は、そういう見方をしていません。
相手の嫌な面、苦手な面を見つけても、
良い所や、能力も合わせて見つけることができるようになりました。
「この人のこの考え方は自分とは合わないけど、
でも、仕事の進め方や能力はすばらしいよなぁ」
と思えるようになったんですね。
相手の外見、性格、能力、特性・・・・・
全ての面で全部嫌だと思う人って、滅多にいないんじゃないでしょうか。
相手の1つや2つの特性で相手全体を決めつけてしまうこと。
部分だけで全体を判断してしまうことは、
いろいろな可能性を狭めてしまうことなんだなぁと思います。
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