2017/10/26

土俵から降りる

友人から人間関係の悩みを聞きました。
大まかな悩みの内容は2つ。

・上から目線で話すのが気になる。
 相手は友人より年下で、仕事の経験も友人の方が上なんですが、
 「感心しました」というような・・・
 ちょっと気になる表現をよく使われるようなんです。

 聞き逃してしまえば終わりなんですが、
 気になってしまうとどうも・・・

というのが1つ

・FaceBookなどでいじられる
 友人が投稿した内容で、そこはあまりいじられたくないところをコメントでいじってくる。
 反応しないで受け流しても再度いじってくるらしい。
 (※具体例を書くと問題ありそうなので、わかりにくい表現でごめんなさい)

FaceBookの記事も割と好戦的(誰かを糾弾しているような)な投稿が多い人らしい。

付き合わないわけにはいかなし、かといってその人のコメント見るたびに嫌な気持ちにはなるし、どうしたもんか・・・というのが、友人の相談内容でした。


こういう人っていますよね。

付き合わないわけにはいかない、でも、自分とはコミュニケーションのとり方が違って、時々嫌な気持ちになる。

私がこういう時にとる方法は1つ「同じ土俵にいない」。

自分の世界(視野)の真ん中にこの人をおかない。視野の隅っこの方にちょこんと存在していただく。
そして、自分自身も相手の世界(視野)の隅っこの方に存在する人でいる。

お互いに必要以上の興味関心を持たないようにすることで、表現が悪いけれど「どうでもいい人」になるようにします。
相手のことが気になるからちょっかいもかけるし、反応もしてしまうんですよね。
もっと言うと、「自分の正しさを相手にわかってもらおう、相手もそれに従うべきだ」とするからお互いぶつかるわけです。

「正しさ」なんてかなりあいまいで人によって全然違う。

でも、好戦的な人は自分の正しさを基準にして、相手の言動を判断する傾向が強いんです。

「正しさ」×「正しさ」はぶつかるしかない。
(人によって違うから)

そんな人に真っ向から闘ったって疲れるだけです。

さっさと、土俵から降りちゃった方が時間が無駄になりません。

一瞬、嫌な気持ちになるのは仕方ないですが、その後で私がやっていること。

・イメージの中で、その人を私の視野の片隅(見切れるギリギリ)に置く
・頭の中の断捨離箱の「どうでもいい」箱にその人を入れてしまう
・その後、実際に対処しなければならない行動を冷静にする(FaceBookのコメントをするなど)。

コミュニケーションに勝ち負けを持ち込むことがそもそも間違いだけれど、あえて、勝ち負けという言葉を使うとすると、

問:「勝つためにはどうしたらいいか」
答:「戦わないこと」

これにつきるかなと・・・そう思います。

と友人にアドバイスをしたら、かなりすっきりした模様でした。

この方法、結構使えます!

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2017/10/25

裏表がない?

「裏表が無い人」は信頼できますよね。

表では良い言動をしていても、裏では全然違った・・・なんてことがあると信頼ががたっと落ちます。

「こんな人だったんだぁ・・・」とがっかりした経験ってありませんか?

でも、最近感じるのは、「裏表がない」と「本音をどんな時も言っていい」は同じじゃないこと。

自分の気持ちを吐き出せる場所が増えてきて、自分が今感じていることを何の検閲も無く率直に書こうと思えば書けてしまう世の中になってきたから、特にそれを感じることが多いです。

「裏表がない」「本音をいつも言う」・・・これができるのは素敵なことかもしれないけれど、
でも、時々

「それって、ここで言うこと?」
「このタイミングで言わないといけないのかな?」
「こうやって書いちゃったら、傷つく人がいるんじゃないか?」

そう感じることも多いです。

「裏表が無い」「本音を言う」 イコール、「何でも言っていい」にはならないんだけど、そこをはき違えている人が多い気が最近しています。

私自身もこうやって発信しているわけなので・・・この部分は慎重にならないと・・・と改めて感じています。

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2017/10/20

「メンタルマネジメント研修」を行いました

某企業様で指導職を対象とした
「メンタルマネジメント研修」を行いました。

こちらの企業様で同じ研修を2回行ったのですが、
1回目と2回目で参加者のみなさんが興味を持ってくださるところが
違うのが面白いですね。

どちらの回もみなさんが真剣に興味深く積極的に参加くださいました。
ありがとうございました。

帰りにこのお仕事を紹介いただいた研修営業の方と今後の打ち合わせ。

ご相談いただいたのは「マインドフルネス研修」の件。
お客様から問い合わせが多数あるらしく・・・
ただ、営業としてビジネスの現場でこれがどう活用できるか?が上手く説明できないというお話でした。

活用方法や研修の進め方などを説明して、打ち合わせ終了時にはその営業の方もすっきりされたようでした。

研修は「日常でどのように活かせるのか」が肝です。

そこをうまくつなげられるような内容をいつも心がけています。

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2017/10/19

「緊張に勝つ! メンタルトレーニング研修」を行いました

10月19日は
「緊張に勝つ!メンタルトレーニング研修」を行いました。

あがってしまって実力が出ない、
緊張してしまって上手くできない

平常心を保ってベストを出すためのトレーニングをする研修を
某企業様でさせていただきました。

流行りのマインドフルネスの手法をたっぷり使った内容です。
受講された方も、興味深く積極的に参加くださって、
講師としてもとても楽しく行うことができました。

「マインドフルネス研修」に興味があるんだけど、
うちの企業で導入するには・・・
どうビジネスに活かすんだ?

と戸惑われている方、カスタマイズして御社に合った形で
お伝えすることができますので、ご相談くださいませ
(ちょっと営業っぽいですね)

※写真はテキストの表紙

Mental_3


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2017/10/18

静岡県大会審査委員長

昨日10月18日は
日本電信電話ユーザ協会主催「電話応対コンクール」静岡県大会がありました。

私は審査委員長として、50名の選手の方々の競技の審査をさせていただきました。

独特の緊張感が漂う中、誰一人、止まってしまうこともなく、最後まで自分の応対を完走されていたのがとても良かったと思いました(緊張のあまり頭が真っ白になって言葉が出てこないケースもあるんです)

そして、みなさん全員明るい応対でした!

お仕事が忙しい中、たくさんたくさんたくさん・・・練習されたんだということが伝わってくる応対でした。

コンクールという性質上、結果(順位)は出てしまいますが、コンクールまでのプロセスに是非、自信と誇りをもって、日々のお仕事に活かしていただけるといいなと思っておりました。

みなさん、本当にお疲れさまでした!

※全国大会は来月11月17日(金) 新潟市で行われます。

写真は審査委員長として講評しているところです。

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2017/10/12

個人向けワークショップ

昨日10月11日は3本の仕事をしました。
3つとも愛知県労働協会様の主催研修です。
(研修ご依頼ありがとうございます!)

●午前中
お母さんたちの就職支援活動の一環としてお互いに話をし、悩みを共有したり、情報を交換する会のファシリテーター役。
とても盛り上がり、終わった後はみなさん満足されていらっしゃったようにみえました。

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●午後
再就職をめざす皆さんを対象とした「スピーチトレーニング」の講師。
こちらも盛り上がって、楽しそうに研修を受講されていらっしゃいました。メモをたくさん取られる方が多く、関心の高さを感じられました。
研修終わりには個人的な質問をされる方も数名いらっしゃいました。何かしら悩みを解決されて帰られたご様子でした。

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●夜
働くビジネスパーソンを対象とした「セルフマネジメント講座」の講師。
3回シリーズの1回目です。
みなさん、真剣に受講されていらっしゃいました。グループワークが多いのですが、ワーク自体も盛り上がってました。
最後に「この研修に今日来られたのが良かった」とおっしゃってくださったので、私もとても嬉しかったですね。
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私は普段、企業研修をすることが多いのですが、今日のような個人の方を対象としたワークショップをしていきたいという思いが昔からあります。

10年前にはドルフィンライフというワークショップを企画運営も試みていたのですが、なかなか、集客が難しくて今は、長いお休みをしているところです。

ですが、今日、企業ではなく個人の方が参加できる3つの研修をしてみて、悩んでいる人たちの何かしらの解消ができる機会をやっぱり提供していきたいなという思いを強くしました。

集客が・・・ネックなんですよね。
そこがクリアされないとなかなか難しいんですが。

何か考えていこうと思います。


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2017/09/27

マナーとは?

「マナー」として一番やってはいけないことは?

「人のマナー違反を人前で指摘すること」なんです。

マナーは人への思いやりを表すもの。

いくら「この人マナーわきまえていないなぁ」と思ってもそれを人前で指摘することはその人への思いやりが無いということになりますから。

こんな光景を見ました。

研修講師がたくさん集まる懇親会でのことです。
何人かで円卓で座って講師同士が食事をしています。

研修講師のAさんがちょっとしたテーブルマナーの間違いをしました。

その時に、別の講師Bさんがその間違いを大きな声でからかい気味に指摘したんです。

Bさんは接遇やマナーを何年も教えている経験豊かな講師です。

指摘されたAさんはとても恥ずかしそうでした。

と、そんなことがあり、しばらく経って・・・

Bさんが、あるところで

「研修講師は内容に伴った外見や行動が大事」とおっしゃっていました。

それを聴いた私は・・・「お前が言うな!」と、心の中でつぶやいてしまいました。

言動を一致させることは講師としてやっぱりとても重要なんだと肝に銘じた出来事でした。

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2017/09/24

反応すること、承認欲求

気持ちを平穏に過ごすために、「反応する」前に一呼吸おいて、考えるようにしている。

でも、今日はちょっぴりやってしまった・・・

SNSでなんだかちょっと上から目線に言われたような気がしてそれにうっかり反応してしまった。

いかん、いかん。

ちょっと、深呼吸してゆっくりコメントを読み返してみると、あぁそうか。

この人自分の仕事が大変だということをアピールしたかったんだなぁってわかる。

それが伝えたかったとわかれば、もう反応しなくてもよくなる。

そこを丁寧に受け止めて、自分の話(私も大変なんだって)にしなければいい。

ものすごく極論だけど、
人間関係よくしたかったら、相手の「承認欲求」を満たせばまず上手くいくと思う。

この人何を大事にしていて、何を認めて欲しいのかを見極めて
そこを大事にしてあげることで上手くいくことが本当に多い。


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2016/04/11

私はかなりめんどくさがりな方だと思う。

だから事務手続きはできるだけ簡素にしたいと思うし、マニュアルだとか、決めごとなどはできるだけ少なくしたい。
(できれば作りたくもない)

打ち合わせ、勉強会の類いも極力回数を減らしたい。
だけど、複数の人が関わって共通の目的を達成したい、よりよいものを作りたいと思った時には、上記のことは必要になってくる。

それぞれの価値観が違うから、目的や手段のすり合わせは最低限必要だから。
当たり前のマナーと自分が思うことも人によって違うから。

企画・運営に携わっていると、
「ここは人によって違うんだ」と気づく。
「目指している方向と違う」と気づく。
「(言っても)なかなか直してもらえないんだ」と気づく。

その度に増えていくルール、マニュアル、打ち合わせ・・・
メンバー側だったら、めんどくさいと思うだろうなという気持ちもよくわかる。
でも、いいものを作りたいと思ったときに、どうしてもこれらのことは必要だと思う。

できるだけ簡素にはしたいと思うけど。
と、ちょっとつぶやいてしまった。

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2016/02/14

猛烈反省中の休暇を過ごしています。

11月下旬から今週末まで予定が詰まっていて・・・
仕事、友人など人間関係も最低限の連絡しかしない状況でしたし・・・

1月下旬にはちょっと気持ち的にもいっぱいいっぱいになってる状況にもなり・・・
(毎日、遠い目をしてパソコンに向かっている私を家族も心配してました)

その頃には泣き言を言ってしまいご迷惑をかけてしまった方もいらっしゃり・・・
気持ちもそうですが、とても不健康な毎日を過ごしていてよく体が持ったなと思っています。
いかんなぁ・・・と反省しきりです。

忙しいという字は「心を亡くす」と書きます。
本当に心を亡くしていたなぁと思います。

今まででも何度もこんなことがあったのですが、今回は本当に深く深く反省中です。
なんでもかんでも引き受けちゃダメですね。
なんでもかんでも「面白そう」と思って参加しちゃうのも考えものです。

休むのも大事な仕事。
自分のキャパシティと体力と気力を考えて、二度とこんな風にならないようにしたいと思います。
ご迷惑をかけた方々、本当にごめんなさい!
これからはもう少し余裕を持って生活します!

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