土俵から降りる
友人から人間関係の悩みを聞きました。
大まかな悩みの内容は2つ。
・上から目線で話すのが気になる。
相手は友人より年下で、仕事の経験も友人の方が上なんですが、
「感心しました」というような・・・
ちょっと気になる表現をよく使われるようなんです。
聞き逃してしまえば終わりなんですが、
気になってしまうとどうも・・・
というのが1つ
・FaceBookなどでいじられる
友人が投稿した内容で、そこはあまりいじられたくないところをコメントでいじってくる。
反応しないで受け流しても再度いじってくるらしい。
(※具体例を書くと問題ありそうなので、わかりにくい表現でごめんなさい)
FaceBookの記事も割と好戦的(誰かを糾弾しているような)な投稿が多い人らしい。
付き合わないわけにはいかなし、かといってその人のコメント見るたびに嫌な気持ちにはなるし、どうしたもんか・・・というのが、友人の相談内容でした。
こういう人っていますよね。
付き合わないわけにはいかない、でも、自分とはコミュニケーションのとり方が違って、時々嫌な気持ちになる。
私がこういう時にとる方法は1つ「同じ土俵にいない」。
自分の世界(視野)の真ん中にこの人をおかない。視野の隅っこの方にちょこんと存在していただく。
そして、自分自身も相手の世界(視野)の隅っこの方に存在する人でいる。
お互いに必要以上の興味関心を持たないようにすることで、表現が悪いけれど「どうでもいい人」になるようにします。
相手のことが気になるからちょっかいもかけるし、反応もしてしまうんですよね。
もっと言うと、「自分の正しさを相手にわかってもらおう、相手もそれに従うべきだ」とするからお互いぶつかるわけです。
「正しさ」なんてかなりあいまいで人によって全然違う。
でも、好戦的な人は自分の正しさを基準にして、相手の言動を判断する傾向が強いんです。
「正しさ」×「正しさ」はぶつかるしかない。
(人によって違うから)
そんな人に真っ向から闘ったって疲れるだけです。
さっさと、土俵から降りちゃった方が時間が無駄になりません。
一瞬、嫌な気持ちになるのは仕方ないですが、その後で私がやっていること。
・イメージの中で、その人を私の視野の片隅(見切れるギリギリ)に置く
・頭の中の断捨離箱の「どうでもいい」箱にその人を入れてしまう
・その後、実際に対処しなければならない行動を冷静にする(FaceBookのコメントをするなど)。
コミュニケーションに勝ち負けを持ち込むことがそもそも間違いだけれど、あえて、勝ち負けという言葉を使うとすると、
問:「勝つためにはどうしたらいいか」
答:「戦わないこと」
これにつきるかなと・・・そう思います。
と友人にアドバイスをしたら、かなりすっきりした模様でした。
この方法、結構使えます!
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